往復書簡、ふたりの本棚

本や音楽×日々の出来事、ゆき(うっちゃん)とりえ(やそりえ)の往復書簡

GW心もよう ~♪閃光少女 東京事変~ りえより

 やってくるまでは遠いようで、始まってしまえばあっという間のGW。後半に入ったね。

 奈良で開催されるイベントに向かう電車の中。いつもよりずずんとナーバスになっている自分を感じながら、それをなんとなくなだめながら、道中を進んでいる。
 
 ナーバスになってしまうのは初めての参加だから。知らない場所、知らないひとたち、自分の居場所がない感じ。でもこんなシチュエーションは今までにもあって、そこではどうしたって隠せない自分のアイデンティティが開花してきた。いやいやナーバス、と思ったけれど、心の内は穏やかでもありちょっと好奇心も湧いている。奈良ののんびりとした空気を愛していて土地・場との親しみ深さに安心感も感じている。
 マーブル模様のように曇ったり静けさが来たり。このせわしない心もように、ナーバスとラベルを貼っているだけなのかも。
 
 自分の内側をいつまででも観察していられる。結局わたしは自分に一番興味があるんだな。外の世界と関わっているようで本当は関わっていない。自分がこのからだや心を使って体験する様々に、「わたし」はどう反応するのか?どう感じてしまうのか?を味わっていたい。
 そして幾つもの体験を通じて、日々小さくてもバージョンアップしていくのを信じている。昨日より今日、続きのようで続きではなく生まれ変わる自分。だから何も約束できないし、何が起こってもゆるやかに進んでいけると思う。今この一瞬の自分だけが頼りだ、とも思う。
 
閃光少女
 
今日現在がどんな昨日よりも好調よ
明日にはそうは思えなくなったっていいの
呼吸が鼓動が大きく聞こえる
生きてるうちに
焼き付いてよ、一瞬の光で
またとないいのちを使い切っていくから
わたしはいましか知らない
貴方のいまを閃きたい
これが最期だって光っていたい

 
 女の子(わたし自身含め)は言葉にしない心もようを、パッチワークのように接ぎ合わせながらもっと大きな一枚の世界を織り上げている。
 今日はどんな少女と出会えるだろう。そして、どんなわたしの中の少女が、世界を体験するのだろう。
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