往復書簡、ふたりの本棚

本や音楽×日々の出来事、ゆき(うっちゃん)とりえ(やそりえ)の往復書簡

春の輝き~♪ダンデライオン 松任谷由実~ゆきより

春になって、あちこちでたくさん花が咲きわくわくする。

あちらこちらで写真を撮っては、ブログに載せようかなって思っていたんだけど、桜も菜の花もスイセンもこの花の力強さと輝きにはかなわなかったのか、一番載せたいなと思った。子どもの頃から、一番身近に感じていた花だからだろうか。

花の魅力だけではなく、やっぱり歌が一緒に出てきたからっていうのもある。

抜粋するのがとても難しいくらい、メロディー、歌詞、歌声すべての雰囲気が好き。ユーミンが歌う芯の強さも、原田知世さんが歌う包まれるような感じも好き。こんなに強いたくましい花なのに、切なさや哀愁を感じるこの歌に違和感はない。強さってそういうものと背中合わせにあることを思い知る。あなたが愛しいと悲しいが似ていることを教えてくれたのと同じように。

 

つみとってささげたら ひとに笑われそうな

私にできるすべてを受け取って

ふるさとの両親がよこす手紙のような

ぎこちないぬくもりほど泣きたるなる

 

きみはダンデライオン

本当の孤独を今まで知らないの

とても幸せな淋しさを抱いて これから歩けない

わたしはもうあなたなしで

 

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子どもってたんぽぽがとっても似合う。

小さくて、でも強くて、ぱーっと明るく咲いているからかな。綿毛のふわふわも子どものふわふわした柔らかさと、自由に飛んでいく姿が重なるのかも。

本当に飛んで行ってしまう日まで、いっぱい一緒に色々しよう。

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晩御飯は、たんぽぽ色のお鍋でたいたおでん。

おでんって難しいよね。なかなか納得いく仕上がりにならない。他のおかずも何にしようかいつも困る。でも作っちゃう不思議なやつです。

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